HEALTH SUPPORT
for WOMEN & CHILDREN in DRC
私たちの今日の小さな行動が、 世界を変える。
日本から遠く離れた、DRCで起こっている内紛に起因する様々な問題は果たして対岸の火事なのでしょうか。私たちの毎日の生活に欠かせないスマートフォン・パソコンに使われているレアメタルの産出はDRCが大きなシェアを占めています。
近年、各国の企業は不当労働や人権を無視するような経営・反社会勢力には加担せず、フェアトレードのルールを遵守することが企業責任であると自覚しています。にもかかわらず、なぜ今日になってもDRCから輸出(密輸)されるレアメタルが児童労働の温床になっていたり、武装勢力の資金源であったりという状況が変わることなく続いているのでしょうか。なぜ、全世界のスマホユーザーはその事実から目を背け続けているのでしょうか。
2018年にDRCのムクウェゲ医師がノーベル平和賞を受賞し、そのスピーチによって誰もがDRC国内の紛争と無関係ではいられないということを広く周知したことは記憶に新しい出来事です。
救える命が、失われている。
コンゴ民主共和国(DRC)の国内避難民(IDP)の数は690万人にも上り、 最大のIDPキャンプがここ、北キヴ州に存在します。彼らは住み慣れた土地を 追われ、食料・安全な水・衛生的な環境が確保できない避難生活を送っています。
誰にも過酷な環境の中でも、特に妊婦・子供は脆弱な立場に置かれていることは 想像に難くありません。彼らは下痢・栄養失調・マラリア等、予防可能な疾患により生命の危機にさらされています。
この動画は2023年11月にWFP(世界食糧計画)がIDPキャンプの様子をツイッターでシェアしたものです。動画の中でプレゼンターは「キャンプで生活する人の環境がどんなに過酷なものかを知ってください」と、紹介しています。短い動画ですが、IDPキャンプの実際をご覧いただきたく、引用しています。
看過できない現実
こちらに示された、死亡率の統計データは日本とDRC国内における一般的なものとの比較です。この数字がIDPキャンプの中でいかに跳ね上がるか、彼らのその日を生きる苦闘は計り知れません。
DRC 日本
-
5歳以下の子供の死亡率(1000人当たり) 79(7.9%) 2.3(0.023%)
-
新生児死亡率 (1000人当たり) 66(6.6%) 2(0.02%)
-
妊産婦死亡率(10万件当たり) 473(0.5%) 2.8(0.003%)
協 賛
大田麻実様
岩木理様
アメックスホーム伊那有限会社様
MABADILIKO
avenue de la paix No 13, Quartier Himbi, Commune de Goma, Ville de GOMA, RDC
Email:mabadilikoasbl@gmail.com
TEL:+243 9812 19988